アウトリーチ講座






「音楽アウトリーチ」は、
遠隔地や学校、医療・福祉施設などにアーティストが自ら出向き、
コンサートやワークショップなどを行う活動です。
現代の多様なニーズの中で、
アウトリーチは音楽を通して社会に貢献できる活動です。
また、演奏者にとっては、演奏の場を広げ聴衆を増やす機会でもあります。

「アウトリーチ講座」では、アウトリーチの第一人者によるレクチャーや模擬体験、
様々な実習を通して、「聴き手を意識し、音楽を伝え、共有する」ことを学びます。
聴衆とつながり、音楽を共有するためのアイディアや、
トークのスキルを磨きたい方にもお勧めです。


2018年度 開催日程

アウトリーチ講座

第1回:「アウトリーチ活動とは?〜教育プログラムのいま」
4月23日(月)
第2回:「アウトリーチ活動とは?〜地域プログラムのいま」
5月15日(火)
卒業後、演奏家として活躍できる現場はどんなところにあるのでしょうか。 人々の生活に近いところでアート(音楽)を共有する取組・アウトリーチ活動について、2回にわたって紹介します。また、プログラムの模擬体験を通し、アウトリーチ活動に関する考察を深め、皆さんの将来の活動を考えるきっかけになるような講座を目指します。
講師 : 田村 緑氏
ピアニスト
[一財]地域創造公共ホール音楽活性化事業・協力アーティスト,
いわきアリオス・アソシエイトアーティスト
(桐朋女子高等学校音楽科卒業)





「2014年度アウトリーチ講座」 講座レポート


田村 緑先生(ピアニスト/HPはこちら)は、桐朋女子高等学校音楽科の卒業生です。
その後イギリスに留学されて、帰国後は(一財)地域創造の協力アーティストとして、全国津々浦々でコンサート及びアウトリーチ活動を展開していらっしゃいます。

前期3回の講座では、基本的な考え方から実際の自分なりのプログラム作り、そして実際に先生による模擬アウトリーチを体験しました。


「いちばん大事なのは個性ある演奏を通して音楽の感動を聴き手と分かち合うこと」という基本概念のもと、聴いている子供たちを音楽にひきよせるための手法や考え方を学び、一緒に考えた第一回。
自分の個性を活かせるプログラミングを、持ち寄って話し合った第二回。
そして第三回は、田村先生が小学五年生向けに普段行っているアウトリーチを実際に体験させてもらいました。
初心に返って「ピアノのひみつ」を発見し、曲についての想像を膨らませたり、最後にはハンドベルで共演したりと、
盛りだくさんながらも、あっという間の45分でした。

聴く人の感性の扉を開くこと、それがご自身にとってのアウトリーチの目的のひとつだと田村先生は話してくれました。
聴いた人が、もっと音楽を聴きたい!楽器を弾いてみたい!と思ってくれたらうれしいですよね。
また、違う分野でもがんばる気持ちが生まれて、例えば「スポーツに打ち込んでみよう」という子供が出てくるかもしれません。
それは「憧れ」にも近い気持ちの芽生え・・・そんな場を、どんどん増やしていけたらいいですね!